Kikasete 聴かせて

心のブログ

自然の世界はあるがまま


大自然雄大さとその優しさに触れて、心身共にリフレッシュ出来た経験は誰しもあるのでは無いでしょうか?
しかし大自然と言うものは、ただ美しく優しく常にそこに有る訳ではなく、時に残酷な程不条理な一面を見せる事もあります。ただ、それは意図せず、ふいに、あるがままの流れに委ねられながら。
心理を学ばれている方は、この「あるがまま」と言うフレーズは今やとても聞き慣れた言葉として自然に受け入れられている方も多いかと思います。しかし、私自身はこの言葉に出会って間もなく、その意味だったり、在りようについてを今ひとつ上手くお伝え仕切れていない様に感じるので、あれやこれやと工夫に努めている最中です。
空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せるたとえとして「行雲流水」と言う言葉があります。まさに「あるがまま」ですね。大自然の中で日々の喧騒から離れ、リラックスできる落ち着いた生活は、まさに「行雲流水」な生き方といえるのかも知れません。が、誰しもがそうそう出来る生き方ではありません。その代わり私達は「あるがまま」を自身の心の中で感じる事でもリラックス出来ると言うのですから、これを活用しない手はないですね。
生活に「あるがまま」を取り入れてから、色々な場面で効果を感じている私ではありますが、一言で言ってしまうと、複雑な思考にとらわれず没頭し、今の状況をありのまま素直に受け入れる事で、非常にリラックスした状態になれる。そう言う事になるのかと。
訓練を積み、心の中の在り方だけでリラックス出来る事を目指す訳ですが、難しい場合は、好きな事に没頭したり、大自然の力を借り、大いにリラックスした状態の自分をしっかり意識する事から始めてみると良い様に思います。